日本みつばちの蜂蜜「千花蜜(せんかみつ)」

蜂蜜(はちみつ)は本来みつばちの食料

蜂蜜(はちみつ)は本来みつばちの食料

蜂蜜(はちみつ)は本来、みつばちの食料だったのですが、いつからか他の生物がみつばちの巣から蜂蜜(はちみつ)を取り出して食料の一部として食べ始めました。
「蜂蜜(はちみつ)の歴史は人類の歴史」ということわざがあるように、人も古来より食用として、又、薬用として、蜂蜜(はちみつ)を用いて来ました。
最初は野生のみつばちの巣から蜂蜜(はちみつ)を採集していましたが、やがて養蜂技術(みつばちを飼育して採集すること)を身に付け、効率的に蜂蜜(はちみつ)を手に入れられるようになりました。
みつばちの飼育は、蜂蜜(はちみつ)を採取することは勿論、作物の受粉にも広く用いられています。
当地ではりんごや梨などのフルーツの栽培が盛んですが、受粉にはやはりみつばちが多く用いられています。

日本で販売されている蜂蜜(はちみつ)はほとんど輸入品

日本で販売されている蜂蜜(はちみつ)はほとんど輸入品 食料品店やスーパーなどで一般的に販売されている蜂蜜(はちみつ)のほとんどが中国やヨーロッパ諸国から輸入された蜂蜜(はちみつ)です。
国産の蜂蜜(はちみつ)は輸入品のそれと比べてとても高価なので、一般的な食品スーパーの店頭にはあまり並んでいません。

「日本みつばち」と「西洋みつばち」

「日本みつばち」と「西洋みつばち」

日本には「日本みつばち」と「西洋みつばち」の2種のみつばちが生息しています
「日本みつばち」は古来から日本に住んでいる在来種ですが、「西洋みつばち」で、明治時代に輸入された外来種です。「西洋みつばち」は家畜として扱いやすく、商業的な養蜂には主に「西洋みつばち」が用いられています。
それに対して、「日本みつばち」は「西洋みつばち」に比べて飼育が難しく、採蜜量も少ないため、商業的に不向きと言われて来ました。その上「日本みつばち」は気温など外的環境に左右されやすく、巣の中の環境が悪化すると別の棲家へ移動すると言う「逃亡癖」もあります。

「日本みつばち」の特徴

「日本みつばち」の特徴

「日本みつばち」は主に山野の大木の洞などに棲む日本固有の野生種で、明治以前は、日本全国の庭先などに移植して、日本古来の原始的な養蜂が営まれていました。
しかし、明治以降、大量に蜂蜜(はちみつ)が生産できる「西洋みつばち」が合理的な飼育法とあいまって欧米より輸入され、全国的に普及、もともと神経質で巣を放棄しやすい「日本みつばち」は、次第に養蜂家から見放されてしまいました。
最近の養蜂はほとんどが「西洋みつばち」で、「日本みつばち」を飼育している養蜂家はごく少数となってしまいました。
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